『リバタリアニズム読本』〔2005年3月〕
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『リバタリアニズム読本』森村進編著 2005年3月刊 212頁、本体2800円
★本書の目次
リバタリアニズムを知るために:編著者まえがき(森村進)
第一部  リバタリアニズムのキーワード(29項目)
      (執筆順:森村進、山田八千子、原谷直樹、藤森かよこ、楠茂樹、橋本祐子、土井崇弘、
       橋本努、鳥澤円)
ノート1  リバタリアニズム研究のメッカ(橋本祐子)
ノート2  リバタリアンSF(デイヴィッド・アスキュー)
ノート3  リバタリアンな映画(藤森かよこ)
第二部  リバタリアニズムの25冊
      (執筆順:森村進、住吉雅美、藤森かよこ、橋本努、鳥澤円、デイヴィッド・アスキュー、
       原谷直樹、山田八千子、橋本祐子)
ノート4  老子は最古のリバタリアン?(鳥澤円)
ノート5  シュテルナーとリバタリアニズム(住吉雅美)
ノート6  ニーチェとリバタリアニズム(橋本努)
第三部  リバタリアニズムの古典から(執筆順:吉永圭、森村進、鳥澤円)
      人名索引/事項索引

<本書からの抜粋>
「本書の項目はそれぞれに独立していて、どの部分から読み出してどこで読み終えてもかまわないようになっています。しかし目次と索引を利用して、一層まとまった理解を得ることもできるでしょうし、第二部と第三部を最初から通読すればリバタリアニズム理論の歴史を概観することもできるでしょう。むろん本書で取り上げなかった重要な事項や人物も多いことは承知しています。特に本書はリバタリアニズムの理論面に焦点をあてており、政治運動・社会運動としての側面は重視していません。後者(特に現代アメリカにおける)に関心を持つ読者は、佐々木毅『現代アメリカの保守政治』(岩波書店)と副島隆彦『世界覇権国アメリカを動かす政治家と知識人』(講談社)を読むといいかもしれません」森村進著<まえがき>より

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