アキラのランド節 |
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ゴールドのお話 [07/27/2011]アメリカの議会において、法律で定められている国債発行量の上限額(=国が借金できる金額)を引き上げようとする大統領と、それはあかんと抵抗する共和党との対立が長引いている。 というニュースが、副島隆彦氏を頂点とする「真実暴き系」言論界では、大いに注目を浴びる今日この頃。 みなさま、すでに、ちゃんと、副島隆彦氏の『大災害から復活する日本』(徳間書店)お読みになりましたよね? 読み応えありましたね〜♪ アメリカの借金というのは、とんでもない天文学的な額らしい。そんな凄い金額は誰にとってもピンとこない。だからというわけで、その額を絵で表現(visualize)している人がいる。このサイト(http://www.wtfnoway.com/)をご覧ください。 このサイトは、福山市立大学の同僚がfacebookに紹介していた情報です。みなさまに、横流しさせていただきます。ほほほ。 ちょっと、のぞいてみてくださいまし。すっごくおもろいから。ほんとに、すさまじいから・・・ かといって、よそ様の国のことだからといって、笑っていられない。だって、このアメリカの借金である米国債(アメリカ合衆国財務省証券:United States Treasury Security)を、ものすっごく買っているのは日本だから。中国ほどじゃないけど。 日本の銀行も保険会社も年金機構も、原資運用については、証券会社か投資会社にアウト・ソーシング(丸投げ?)してることが多い。その投資会社ってのは、きっと外資系(つまりアメリカだ)なんだろう。 米国債で長期のもの(償還が17年以上先とか)になると利率は5.25%だし、短期のものでも日本の銀行の利率よりうんといい。だから、日本の銀行とか保険会社とか年金機構とか、その他の大学とか会社などの機関投資家は、米国債をたっぷり買い込んでいる。 個人でも、外貨建て債券として米国債を購入できるそうです(参考URL: http://www.nomura.co.jp/retail/bond/f_secondary/index.html)。私は、自分自身で、そーいうカネを増やそう〜〜と実体的努力は全くしないのに、証券会社のサイトなんか見てるの好きだ。こーいうのいっぱい買う人いるんですね〜〜♪ ともかく、アメリカが債務不履行になると、その米国債は償還されんということになって、米国債は文字通りの紙となる。紙クズとなる・・・と。米国債をいっぱい買い込んでいる銀行や保険会社や年金機構は原資を失う。カネが消える・・・と。 だから、アメリカの債務不履行=米国債が償還されなくなるという話は、私たちにとって関係ない話じゃない。あからさまに関係ある。我々が払い込んでいる年金の掛け金は、アメリカの借金として使用され、踏み倒される。で、どこからも返ってこない。 運用の失敗の責任は誰も負わない。検察も、運用失敗者を横領罪で逮捕しない。庶民は収奪されるだけ。 日本の銀行や保険会社や年金機構は、日本国債も買って運用している。日本も滅茶苦茶に借金しているが、日本国債を買うのは日本人だから、外国に迷惑はかけてないから、大丈夫みたいなこと言われるが、要するに、日本国民が日本の銀行や保険会社や年金機構に預けたり託したカネが、運用に使用されて、されたままで、返ってこないということ。 銀行は、預金者に「預けたカネを返せ〜〜」と言われても、使ってしまったカネは返せないので、混乱を収めるために、政府は「預金封鎖」をする(かもしれない)。その間に、1万円を1000円に切り下げる(かもしれない)。そうなると、返すべきカネが10分の1になる・・と。めでたし、めでたし。 ひどい?ひどくないです。銀行とか保険会社に、自分のカネを預けて安心しているほうが、おかしいのです。そーいう、あなた任せの、アンパンマン頼りのガキや、ドラエもん頼りの「のび太君」は、痛い目にあったほうがいいです。 「何も悪いことはしてこなかったのに、真面目に働いて貯金してきたのに・・・」と嘆く人は、頭がおかしい。「何も悪いことはせずに、真面目に働いてきたのだから、報われて当然である」という前提は、ただの思い込みでしかない。一般常識でしかない。もしくは道徳がこの世界では実現するべきだという期待でしかない。一般常識は真理じゃない。期待は事実になるわけではない。 そもそも、なんで日本国債発行量が増えるのか?なんで、日本の借金は増えてきたのか? それは、日本人が生みだした富を日本人が使えないからなのであります。役人の無駄使いってこともあるけども、根本的に、日本人が生みだした富は、日本人が日本人のために使えないようになっている。日本人が生みだした富のかなりは、米国債を購入することに使われるのであって、日本人のために使われない。 属国って、哀しいですね〜〜 まあ、独立国家になっても、役人の無駄使いは減らないし、公金にたかり寄生する国民も多いから、日本の財政がラクになることはない。カネは、いつでも足りないに違いない。 そうではあっても、それは自業自得なので納得もできる。今のように「仕組み」として、吸い上げられるままという状態よりは、ましだ。Lesser evilですよ、現実は。「どちらが、まだましか」です。自分の才覚で生きて破滅するか、他人に破滅させられるか、どちらを選ぶのか?です。私は、自滅を選びますわ。はい。 ところで、もし、あなたがドル建て個人年金とか養老保険とか入っているとならば、今のうちに解約したほうがいいのかもしれない。 「ドル建て個人年金保険」というのは、毎月500ドルを円で積み立てると(為替レートにより毎月の保険掛け金の額が変動する)、固定利率3.5パーセントだかで運用されて、20年後とかに、積立額よりも増えて満期金として返ってくるとか、その満期金を原資として、10年間に毎月年金が下りるようにするとか、毎月の年金額は減るけども終身年金にできるとか、そーいう類の保険ですね〜♪ これは、「ドル建てリタイアメント・インカム」なんて名前で売られています。 この種の保険商品は、今のままの為替レートのままか、円安になれば、魅力的な商品だ。円安であるほど有利になる。満期金はドル建てで出るのだから、円安ドル高であるほど、満期金は円で払い込んだ額より多い金額に化ける。金利のほとんどつかない日本の銀行で預金するより、こちらのほうがいいですよね〜〜そりゃ。 でも、ドルが暴落したら、ドル建てで支払われた満期金を円に両替したら、払い込んだ円の総額より低い額しか返ってこないというはめになる。1000万円を積み立てたけども、ドル建て満期金が支払われたんで、すぐに使用したいから円に両替したら、300万円にしかならんかった〜〜ということになる。 ドル建て保険が「商品」になるのは、アメリカ経済の繁栄が前提。円安ドル高でないと、「商品」にならん。今みたいに円高状況が継続したら「商品」にならん。 にもかかわらず、私が勤務している福山市立大学において販売活動をなさっておられる(広島県の公務員共済の原資運用をアウト・ソーシングされているらしき)某外資系保険会社の外交員の方々のお話によると、「おかげさまで、ドル建て個人年金は、みなさまに御好評をいただいております。ここの教職員の方々にも・・・」だそうだ。 大丈夫なんだろうか・・・ 別に、他人のことだからいいんだけどね。 外務省の外郭団体に勤務した後に、大学教員に転身した(ワシントンD.C.での駐在が長かった)同僚も、こう言っていたな。「アメリカは、まだ10年や20年は大丈夫ですよ。世界の基軸通貨をなくしたら、困るのは世界ですよ〜〜デフォルトなんか起きませんって」と。 ひょっとして、この方も、「ドル建て個人年金・リタイアメント・インカム」を購入なさったのかな。 というわけで、言うまでもなく、アメリカの経済状況は、日本のそれと連動している。だから、副島隆彦氏は、日本がアメリカに「抱きつかれ心中」させられそうだと、ずっと警告なさってきたのだよ。 話をもとに戻すと、(米)国債発行上限額を突破できないと、米国債ドンドン売ってドルを作らないと、アメリカ政府は、連邦公務員の給料も払えなくなる。すでに発行して購入され償還されるのを待っている米国債、つまり、満期になったら換金できる〜〜利子つきで〜〜♪と、信じて疑わない方々&機関投資家に対して、約束が守れない。国家の信用ガタ落ち。 議会が、これ以上は国の借金を増やせません!!と「8月2日」になっても、大統領の要求をつっぱねたならば、アメリカは自己破産する、「債務不履行」(default)になる。 デフォルト〜〜〜〜!! みなさまもご存じのように、副島隆彦氏を筆頭とする「真実暴き系言論界」は、この「アメリカの債務不履行」は、直近の8月2日ならずとも、いずれは必ず起きる・・・と前提としている。だから、いろいろな著作が、こうしないとあかんよ、ああしないとあかんよ・・・と対策を教えてくださってきた。 私のような金儲けの才覚など全くない貧乏人にとっては、アメリカが債務不履行になろうが、日本が債務不履行になろうが、心配する必要はない。断固として必死に守って子孫に引き継がねばならない資産もない。1日を、元気に健康に乗り切ることができれば、それでいい。そういう1日を重ねてゆけば、それでいい。はい。 ではあるが、しかし、関係ないんだけど、縁はないんだけど、カネの話は面白い。カネと戦争と政権交代と天変地異と食糧危機と水不足と核分裂力発電国際マフィアの話は面白い。ね。 女も、ファッションや美容や恋愛よりも、この種の話が面白くなったら、終わりですわ・・・ 読者の方が、私の不調を心配してくださって、福山市内の評判のいい婦人科の女医さんについて教えてくださいましたが、あ〜た、更年期障害じゃないよ、私は!! そんなもん、とっくに終わっているんだよ! 更年期障害なるものが出てくる30代終わりから50代半ばまでの20年間は、私は、公私ともに忙しかった。いつもヘトヘトの疲労状態だった。だから、この20年は、何が何だかわからないままに、更年期障害なのかわからないうちに過ぎてしまいましたわ!! 今の不調は、初老性プチ鬱(うつ)ってことはあっても、更年期障害なんて、色っぽい瑞々しいもんじゃないっす。どこが色っぽくて、瑞々しいのか、わかりませんが。 それはさておき、従来から、アメリカの債務不履行を警告してきた「真実暴き系言論界」において、今もっかの話題は、アメリカで7月15日から、個人の金銀プラチナなどの売買を禁止する法律が施行されたこと。(http://www.zerohedge.com/article/trading-over-counter-gold-and-silver-be-illegal-beginning-july-15) ここには、Forexとかいう投資会社が顧客に送ったe-mailが紹介されているのだけれども、「ドッド=フランク法」(Dodd-Frank Act)なる法律が、7月15日から施行されるんで、金の買い付けとか控えたほうがいいですよ〜〜と、そのメイルは告げている。 「個人の金銀売買」といっても、先物取引みたいなことする個人投資家を規制するものらしい。 住宅以外の資産が100万ドル以上あるとか、20万ドル以上の年収のある人間とか、夫婦年収合算30万ドル以上あるとかの個人は、いくらでもしていい。カネのある奴は、個人でいくらでも金銀を売買してもいい。 なので、一見すると、この「ドッド=フランク法」(Dodd-Frank Act)には、投機に走って自滅する貧しいがチャレンジ精神旺盛なる個人投機家の悲劇を未然に防ぐためのものという大義名分がある。ように見える。 不思議ですね〜〜 アメリカって、いつから、そんな過保護な、お慈悲深いお節介焼きになったのか? 余計な御世話じゃ。博打打ちたい人間は打てばいい。それで破産して自殺したって、構わんよ。夢見るのも、リスク取って夢の実現に走るのも、それで破滅するのも自由だ〜〜〜というのが、アメリカだったんじゃないの?私、そーいうアメリカが好きだったのよん・・・???? 自由なるビジネス(free trade)を国家が禁止するなんて、資本主義国家が絶対にやってはいけないことであります。違憲だ〜〜!! 「自由の帝国」アメリカが、全体主義国家になる〜〜〜!! アイン・ランドが生きて106歳になっていたら、脳の血管が、ブチブチと切れるまくるぐらいに怒りまくったに違いない。 ともかく、このわけのわからん法律の中身については、これ以上のことは、よくわからない。私は、新聞も読まないし、テレビも見ないので、このことについて日本で報道されているのか、どうかも知らない。 気になるのは、この法律は、個人が小売店での店頭で金銀を売買することまで規制するものなのだろうか?ということ。 たとえば、個人が宝石店で、例のバイオリンだのハープだのの楽器が彫りこまれているオーストリアが誇る「ウイーン金貨」1オンス(31.1グラム)を購入して、自分が所持するとか、どなたかにプレゼントにするとかは、どうなのか? 私は、15年前ぐらいに、国際結婚して某国に行くという(元)親友(今は決裂して生死も知らん)に、結婚お祝いで贈ったことある。まだあの当時は、1オンス金貨は、今の半額だった。確か、7万円ぐらいだった。外国にいて、何かが起きて、日本に帰らねばならないことが起きた場合に現金が足りない時に、現金に換えることができるからという思いを込めて。 え?ゲンキンすぎる?ユダヤ人みたい? あーた、お祝いに、ここはささやかながらも奮発したい!という場合に、高級食器なんか、しょーもないでしょう。「趣味」ってものがああるのだからさあ。マイセンが嫌いな人に、マイセンを贈っても、しかたないでしょう。 贈るならば、ゲンキンがいい!現金が一番いい!もしくは全国共通デパート券(商品券)!もしくは、ちゃんと国際基準で定評ある金貨!!ウイーン金貨とか、カナダのメイプル金貨とか、オーストラリアのカンガルー金貨とか。それが、一番の思いやりです!自分が欲しいものこそプレゼントするべきだ! それはさておき、ともかく、そーいう類の店頭販売の個人による金銀売買は、どうなのか? もしくは、たとえば、自分の持っている使用しなくなった金のアクセサリーとかを、町の貴金属店に持って行って売るのは、どうなのか?私も、何回もしたことあるよ。 アクセサリーって飽きが来るし、中年過ぎると、イヤリングも面倒くさいし、指輪つけるのも邪魔になる。また、私程度の経済力で購入できるアクセサリーは、若い頃はいざしらず、50歳過ぎて身につけるには、小さすぎる。貧相でみみっちく小さい。だから、もうアクセサリーなどしない方がスッキリする。だからサッサと処分する。アクセサリーは、金製品に限ります。ゴールドが、いいです。簡単に換金できる。はい。 まあ、24金のリングとして購入したものが、お店で比重を測られて、「20金ですね・・・」と言われたこともあったけれども。「これ外国でお買いになったでしょう?これ金じゃないです・・・」と言われたこともあったけど。 個人の金銀販売といえば、たとえば、日本でも、三菱マテリアルとか住友金属とか、田中貴金属とか、「純金積立」を、やたら宣伝しているではないですか。ああいうのは、どうなのか? 中国では、金(ゴールド)の積立口座が100万口座あるとかで、国家挙げて、国民にゴールドを買うよう推奨しているそうだ(朝倉慶『2012年、日本経済は大崩壊する』(幻冬舎)より)。そーいうのも、禁止なのだろうか? もし、小売店の店頭での個人の金銀売買をも禁じるとしたらば、この「ドッド=フランク法」(Dodd-Frank Act)なる法律の施行の目的は、庶民がドルをゴールドに交換することを阻止することだよね。 アメリカの債務不履行(アメリカの破産)が確定したら、ドルが暴落することは必至。なんで、米国債発効連発による借金ができなくなったら、ドルが暴落するのか・・・という連鎖の絵が、いまひとつ,ヴィヴィッドに明確に私には描けないのでありますが、要するに、ともかく、アメリカがデフォルトになると、ドルが暴落する。 ドルが暴落すると、ドルの値打ちがなくなるので、損はこれ以上したくないということで、アメリカ人でさえ、手持ちのドルをゴールドやプラチナに替えようとするだろう。もしくは、食糧とか生活物資の備蓄を始める。これが、国民個人レベルでの実体経済(tangible economy)への移行。 いや、報道はされないけれども、すでにアメリカ人は、自国の貨幣に見切りをつけて、着々と、ゴールドやプラチナと交換しているのかもしれない。で、その動きは、ますます活発になりつつあるのかもしれない。 国民が保有するドルがゴールドに変換されると、そんなにまずいですかねえ?富裕層でもない個人がゴールドを入手することぐらいのことに、何の問題があるのでしょうかねえ? アメリカ国家だって、紙でしかないお札では心もとないとわかっているから、「アメリカには、ちゃんと、これだけの資産がありますよ〜〜実物の資産ですよ〜〜」ということで、大量の金塊を保有している(はずだ)。 金本位制は、ニクソン大統領の時に廃棄されて、為替変動制になったけれども、ドルという紙きれ(紙幣)は、単なる紙きれじゃないですよ、ゴールドの裏付けがあるんですよ〜〜という姿勢は大事なので、アメリカはゴールドを大量に保有している(はずだ)。 「船井幸雄.com」の「“超プロ”K氏の金融口座」の朝倉慶氏によると、世界で一番ゴールドを保有しているのはアメリカだそうだ。 アメリカのゴールド保有量は8133トンだそうだ。日本は765トン。中国は1054トン。ドイツは3401トン。フランスは2435トン。イタリアは2451トン。 世界で一番ゴールドを保有するアメリカが、なんでたかが個人の金銀の売買を禁止する必要があるのか? ちなみに、朝倉慶氏の説は、「アメリカは一挙に金本位制に移行しようとしている。かつて1971年のときに、ニクソン大統領が、金本位制を放棄して、ドルと金の交換停止を勝手に決めたように、こんどは金本位制に戻す。たとえば、日本の国家財政を破綻させて、世界大恐慌の混乱を収拾するとかの大義名分で、金本位制を強引に強行する。貿易決済をゴールドでする!と決める。そうなると、ゴールドの保有量が少ないアジア諸国はこける。貧乏になる。そのかわりに欧米諸国は平穏無事であるばかりでなく、台頭著しいアジア諸国を蹴飛ばせる・・・」であります。 金本位制(gold standard)ってのは、「一国の貨幣価値(交換価値)を金に裏付けられた形で金額で表すものであり、商品の価格も金の価値を標準として表示される。この場合、その国の通貨は一定量の金の重さで表すことができ、これを法定金平価という」って、ウイキペデイアには、定義してある。 金本位制になっていると、ゴールドの裏付けがないと貨幣を発行できない。ゴールドの量には限界があるので、貨幣の流通量は制限される。だから、ニクソン大統領は金本位制を勝手にやめちゃった。なんでかというと、ともかくドルをいっぱい印刷しないと、当時のアメリカの財政危機を乗り越えることかできなかったから。 しかし、朝倉慶氏は、アメリカは財政危機を乗り越えるために、今度は金本位制を復活させるとおっしゃる。 となると、アメリカは、世界一の保有高のゴールドを、さらに増やそうということで、個人の金取引を規制するんでしょうか? アメリカの再生のために、経済危機から復活するために、もっともっと「ゴールドが必要だあああ〜〜!国民個人によるゴールドの保有を放置しておいてはいけない〜〜!国民個人はどうなってもいいのだ!国が大事だ(=国という大義名分で稼ぎまくってきた特権的人々が大事だ)ということでしょうか? 富裕層のゴールドの売買はお咎めなしなというのは、どーいうこと? 富裕層は数が少ないので、放置しておいてもいいのか?もしくは、富裕層は、ある程度の金地金はすでに保有しているから、放置しておいて構わないということか? 1オンス1600ドル以上(1グラム4100円ぐらい)と高価になってしまった金ゴールドを、今頃になって買っているのは、貧乏人ということなのだろう。富裕層は、安い時に買っているのだよね。 もしくは、富裕層に対しては、相続税ゼロにしてあげて、「国に必要なのよ〜〜」と、所持しているゴールドの供出を御協力願うってことかもしれない。「富裕層は話がわかる」ってことかもしれない。 こんなことするアメリカって、ほんとにゴールドいっぱい保有しているのかな? ならば、それを売って連邦の債務を減らすことができるんじゃないの?なんで、しないの? ひょっとして、金庫は空っぽとか・・・ハリウッド映画の『ダイハード3』(Die Hard: With a Vergeance)は、マンハッタンはウオール街の連邦銀行に保管されている大量の金塊を盗み出し、国境を越えようとしたテロリストの一団と戦う刑事の話だったっけ。刑事を演じるのは、いかにもアメリカのおっさん、ブルース・ウイリスだった。 荒唐無稽なハリウッド映画は、実は、大衆が知らされない事実の一端を、ちらりと見せてくれることがある。あの映画の製作年は1995年だったけれども、ひょっとしたら、あの映画は、アメリカが保有している(はず)のゴールドは、実は、すでにないですよ・・・・と示唆するものだったのかもしれない。 ということで、アメリカが、臆面もなく、憲法が保障している国民の自由まで規制して、個人(投資家)の金銀売買を禁止したということの背後には、何かがあるようですね〜〜〜♪ ともあれ、いやあ、ここまでやりますか・・・もし、ほんとに、小売店での店頭販売での個人の金銀売買まで禁止したら、もうほんとにアメリカは、アメリカじゃない。アイン・ランドが寿いだアメリカじゃない。 さて、日本は、どうなりますかね? 日本でも、今年の秋から、200万円以上のゴールドの売買については、販売店が税務署に、顧客の名前とか住所を知らせるべしという法律が施行される。200万円というのは、ゴールドの量でいくと、本日あたりの金価格でいうと、480グラムくらいですね。500グラムには至らない少なさだ。 税務署は、国は、そんなところまで税金をかけたいのですかねえ・・・ほんとに収奪することしか知らないですね・・・この制度になると、誰がゴールドを保有していそうかについても、ちゃんと把握しておけますね〜〜後日、もし、朝倉慶説があたるとするならば、日本はゴールドの保有高を増加させないといけないので、個人の国民が保有しているゴールドを供出させるかもしれない。もしくは、没収するつもりかなあ。 そーいう法律を通せば、何でもできるよね。 そーいう個人の所有権に対する侵害は日本国憲法で禁じられているけど、国家というのは、最大最強の公設暴力団でもあるから、何をするかわからない。 う〜〜ん・・・目減りする預貯金を銀行口座に放置しておいたら、「預金封鎖」を決行されて、国に没収されるかもしれないからと、副島隆彦氏が薦めてきたように金地金に替えて、資産を守ろうとしてきた、独立心のある、情報収集にも余念がないタイプの、正常に健康に欲望が盛んな賢い人々の、そのなけなしの財産に対しても、国が襲いかかるとしたら・・・ もう、そうなったら、日本の未来はない(かも)。 新聞やテレビの報道を間に受けたまま、Twitterなどの世論操作装置に操られたまま、国の政策に翻弄されるがままの、素直な羊みたいな国民ばかりになったら、国の繁栄も発展もない。そんな羊は、何も生産できない。雇用を生み出すような新しいビジネスも起こさない。 国を支えるのは、国が何をするのかわかったもんじゃないと警戒を怠らずに、自分の人生を守るべく奮闘努力できる反骨ある人々なんだから。 皮肉なもんである。反逆者が国を支える。国なんか・・・と思えるような気概のある人間こそが、国のために役に立つ。そーいうもんなのよ。 というわけで、本日は、ゴールドのお話でした。 あああ〜〜金地金いっぱい欲しいわあ〜〜♪ 「私は、私の資産を絶対に守ってみせる!国家の収奪を許さない!!」と、朝陽に誓いながら、自分の邸宅の広大なる庭の真ん中に、すっくりと立ち、大空に向かって日々覚悟をあらたにするような、そんな独立独歩の資産家になってみたいわあ〜〜♪ あああ〜〜また、今回のランド節も長くなってしまった。いつになったら、適度な長さのものが書けるようになるのか。 |