アキラのランド節 |
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若い方々は知らないでしょうが、私の愛蔵CDに小林旭さんという大昔の日活アクション映画(1980年代のチョウ・ユン・ファが活躍した香港ノワールは、この日活のパクリだよ!ユンファは小林旭の演技みな真似たんだから。コピーがオリジナルを凌駕したんだ。日活アクション映画は、フィルム・ノワールとかアメリカのギャング映画のパクリだけど・・・・)のスターのデビュー当時からの歌を集めたものがあります。名歌「さすらい」とか「北帰行」とか「ギターを抱いた渡り鳥」とかにまじって、「ダンチョネ節」とか「ソーラン節」とかありまして、私はこれらの民謡を小林旭的に歌ったものが大好きです。その方の歌声の突き抜けるような高音には、日本的情緒とか湿度とか吹き飛ばす爽やかさがあります。スカッとした大陸的な明るい寂寥もあります。同時代の石原裕次郎(石原都知事の弟さん)なんて、「国民的スター」とか言われていたけど、あんな暗い顔幅の広い人のどこがいいんだ?私は子供の頃から、自分にはもうひとつ名前があると勝手に思ってきた。「アキラ」です。このコーナーは、旭さんの歌からヒントを得た「折々の放言」コーナーです。 |