アキラのランド節

祝3月3日前座アイン・ランド講演無事終了!  [03/24/2013]


木枯らしの中を、ダウンコートにストールをぐるぐる巻いて出勤していたと思ったら、いつの間にか、桜の花が咲く季節になってしまった。

またまた更新をさぼってしまい、すみませんでした。

やっと、3月3日の東京は三田の建設会館で開かれた「副島隆彦を囲む会」の定例主催講演会で前座講演を無事にすませることができたことの報告と御礼を書くことができまする。

福山から東京までは遠い。だから、東京に行くのだから、東京でやれること全部やっておこうということで、3月1日金曜日に福山を出て、2日土曜日には専修大学で「日本臨床政治学会」という学会の例会に参加して、会員が出版した研究書2冊の合評会の討論者を務めた。

翌日日曜日に、アイン・ランド講演をすませて、その翌日の4日月曜日は、5月に開催される日本近代文学会という学会の全国大会のパネル・ディスカッションの打ち合わせがあった。文学系学会は関心ないのですが、テーマが「フェミニズム」だから、参戦することにした。一応、「アメリカ文学研究者」としての参加だ。

だから、3泊4日の東京は、フルに忙しかったんであります。しかし、充実した3泊4日でありました!!

私は田舎の子だからね、東京に行くとテンション上がるよ。うわお〜〜〜花のTokyoだ〜〜〜♪♪という気分になるよ。

ほんと、大地震で東京壊滅だけはやめてよ・・・首都移転は勝手にやってよ。首都機能分散も、勝手にやってよ。でも、あれだけの街をぶっ壊すのはやめて。美しい日本の首都だ!!

というわけで・・・1月も2月も仕事で忙しくて、くたびれていたのに、このハイテンションの東京3泊4日出張が加わり、それが無事に終わったら・・・・もう、体調がガタガタになったんであります。

で、本日まで、「ランド節」書けなかったんであります。

どう体調がガタガタになったかというと、花粉症の総攻撃に、40歳ちょっと過ぎから違和感があった右脚が、還暦を迎えて、いよいよ不調となり、ちょっと歩くと痛いという状態になってしまったんですね〜〜〜♪

右脚を引きずって歩いていると、「どうかしたの、足?」と質問される。病院嫌いなので、病院に行く気もなく、原因なんかわからないので、答えようもない。

白内障で右目が見えない状態だったのに、それに気がつかなかった2006年あたりに、数度くらい派手にこけて、右足を捻挫した。それも放置していた。

と、いろいろあって、とうとう右脚の不調が歴然!となったのでありますね〜〜〜♪

歩けるけれども、長く歩くと右脚がパンパンに硬くなる感じで、痛いです。Facebook友だちのおひとりに、そういう状態に効く体操も教えていただきましたが、さぼりがちですねえ・・・

でも、それだけではすまなかったんですねえ・・・

それが、まことに悲惨だったのですねえ・・・

花粉症の総攻撃、右脚の不調状態に、加わったのが、なんと強度の便秘と、その結果による、お尻の痛みだった。痛くて眠れない夜があったよ。そーいう夜って、あるんだな・・・

まあ、原因は、不節制に、運動不足よ。自業自得よ。老化もあるのかな。

いやあ・・・ほんと、この3重苦にはまいりましたよ・・・

エルヴィス・プレスリーの死因は、心筋梗塞ではなく、実は便秘だったそうだ。

ドーナツしか食ってなかったそうだからなあ。繊維質が極度に足らなかったのね・・・ストレスもあったろうし、肥満ゆえの運動不足も原因だったに違いない。

ネットで検索すると、便秘による死亡例は少なくないらしい。ひどい便秘は直腸のところで、コンクリート状になってしまうらしいよ。コンクリート状・・・

最終的手段としては、「人工肛門装置」があるらしいが、プレスリーはそれを拒否したらしい。「人工肛門装置」が付いていては、踊って歌うステージは難しいねえ・・・

この10日間ほど、3重苦の末に、私は沈思黙考を重ねた。それで、私は、すごい大発見をしたよ。

どういう発見か?

「脚が短いと便秘になりやすい」という発見である。

洋式便器の便座と床の間に距離があると、つまり、床にしっかり足の裏をつけることができないと、腹部に力が入らない。

腹部に力が入らないと、出るべきものは、滑らかには出ない。腹部ではなく、お尻の穴さんに力を入れると、ついには、とってもとっても辛いことになる。

NHKの「ためしてガッテン」という番組では、「便秘にならないためには、両肘をふとももに置き、つま先を20度上げて、腹圧をかけるべし」と言っていた。

が、トイレの床につかない足のつま先を20度上げてもしかたないんである。足首が痛いだけである。

脚が短いと、両肘をふとももの上に置けないんである。つんのめって、便座から転げ落ちるんである。

福山に来てから、何か微妙に変だ・・・と私は感じていた。そうか、その微妙な違和感は、トイレの便座と床の距離にあったのだ!

脚が短いと便秘になりやすい。

という「大発見」を私はした。ならば、どうするか?発見しただけでは、便秘は解消しないのだ。

電話帳だの年鑑だのの分厚くて大きい本をトイレの足元に積めばいいんじゃないか。そこに足を乗せてみた。

効果はあった!

しかし、トイレのドアを開けるたびに、そんなもんが目に入るのは、うんざりだ。掃除もしにくい。

しかたないんで、100円ショップに行き、トイレマットと同じ色のホワイトのプラスチックの箱を2つ購入してきて、逆さに置いて、足台として使用することにした。まあまあの案配であるが、表面がつるつるしているから、滑るね。

摩擦が適度にある木製の足台が欲しいなあ・・・

トイレ用足台を日曜大工で夫が、いつか作ってくれるそうだ。いつになるかな・・・期待しよう・・・白いペンキを塗ってくれと依頼したら、ブッ飛ばされるだろうなあ・・・

はあ・・・ほんとに、辛かった・・・哀しかった。

2月に還暦になったばかりで、福山で、独り、私は、花粉症と右脚の痛みと便秘で死ぬのかもしれない・・・とチラリとでも思うとは、夢にも思わなかった。

まあ、人工的に下痢にするような薬品も売っているし、イチジク浣腸だってamazon経由で入手できる。ゴム手袋して掘削作業するとか、手段はいろいろあるので、ほんとうに死の恐怖に襲われたわけではない。しかし、その情けなさと辛さは、ほんと・・・

しかし・・・便秘で死んだという人々は、下剤でも浣腸でもゴム手袋による掘削作業でも効果なかったのだ。なにしろ、直腸んところで、便がコンクリート状になっているのだから。 

なんという死に方が、世の中にはあるのであろうか。

あなた、笑いごとではないですよ。ご本人の身になってごらんなさい。その情けなさを想像してみてください。

花粉症の総攻撃と、右脚の不調と、人生最大の便秘と、その結果のお尻の痛みに悩まされた、トータルして、この2週間ほどは、私にいろいろ考えさせた。

いやあ〜〜もう、身体がふつうにあたりまえに機能することは奇跡ですね。ありがたいことですね。もう、私は、何でも許す気になりましたよ、便秘の解決した瞬間には。

ちゃんと、ドーナツ型クッションを発明してくださった方もおられますしね。

フジモリは、便秘と、その結果のお尻の痛みという試練を通過して、寛容な人間になりました。

かなあ・・・

長い汚い下品な前置きでありました。

しかし・・・長くて汚くて下品なのが、嘘偽りのない、掛け値のない人生の実相かもしれない・・・

では、やっと「アイン・ランド講演」の報告をさせていただきます!!

その前に、3月2日土曜日にあった日本臨床政治学会の例会の合評会で扱った2冊の文献について紹介させていただきたい。

いいじゃないの!どうせ長い前置きなんだから、もうちょっと長くなったって!

一冊は、専修大学法学部教授の藤本一美氏の『現代米国政治分析---オバマ政権の課題』(学文社、2013年、3200円+Tax)である。

藤本一美氏は非常に面白い方である。「日本の研究者が分析論評してもしかたないの。どうせ、その判断は、ずれるの。アメリカの政治状況の現象をガンガンとサッサと紹介するの。まだ日本人は、その程度の水準なの」というわけで、ガンガンとアメリカの政治状況を紹介するお仕事を精力的になさってきて、御著書の数は「54冊」だ。すごい。

私は、2011年10月に岡山大学で開催された日本政治学会全国大会に見物に出かけたのだが、この学会は、推薦者が2名いないと入会資格がない。

たまたま覗いた分科会「アメリカのティー・パーティ」の司会者を務めておられたのが藤本一美氏だった。初めてお目にかかる方だった。この方が発散する雰囲気が、学者的に矮小ではなかった。豪快ではあるが無神経ではない温かみを発散していらした。どちらかというと、企業の経営者のムードを漂わせていらした。

藤本一美氏は、嬉しいことに、私の好みの人間のタイプに属しておられた。

で、私は「この方ならば、お願いすれば、初対面の私でも推薦してくださるかもしれない・・・」と思った。で、日本政治学会入会のための推薦者になっていただけないかと、藤本氏に強引に頼み込んだ。そうしたら、快く、引き受けて下さり、もうひとりの推薦者まで調達(?)して下さった。

ありがとうございます、藤本先生。

ということで、私は、この方が理事長を務めておられる「日本臨床政治学会」に入会させていただくことにした。

ところで、「臨床政治」とは何か??

知りませんがな。何でもいいですがな。

その時に、これまた初めてお会いしたのが、リバータリアニズム研究者の管野淳(かんお・あつし)氏だった。管野氏は、たまたま、この本サイトを御存知でいらした。時おり、読んでくださっているそうだ。嬉しいことである。インターネットって、便利よね〜〜〜♪

管野氏は、お父様もお兄様も、社会学の分野の有名な研究者でらっしゃるそうだ。ご本人は、現在は、専修大学内にある日本臨床政治研究所の主任研究員を務めておられる。

ということで、3月2日の日本臨床政治学会の例会の合評会で取り上げられた文献は、管野氏の『米国のリバタリアニズムと「新保守主義」』(志学社、2013年、2667円+Tax)であった。

どちらも、大いに勉強になった。本というのは、価格は安いけれども、そこに投入された努力とエネルギーと学識は、pricelessよね〜〜♪

いやあ・・・感慨がありました・・・

2001年1月にアイン・ランドに出会って以来、文学関係の学会はみな退会して、自分で勝手に政治学や政治思想をかじってきた私が、12年経過して、やっと政治系学会の例会の末席で、コメントのようなものをお話させていただいたんであるよ。そういうことができる状態になったのであるよ。

かたつむりの歩みの12年間であった。これからも歩んで行くよ。

働きながら、法学部で勉強して、それから大学院に進学して・・・の気分であるよ。

「フジモリ幻想大学法学部」を8年かかって卒業して、「フジモリ幻想大学法学研究科博士前期課程」を4年かかって、修了した気分であるよ。これから、「フジモリ幻想大学法学研究科博士後期課程」に入るのだ。「フジモリ幻想大学認定博士論文」を書き上げるまで、あと何年かかるかな。

ともあれ、とうとう運命の3月3日が来た!!!

「アイン・ランドは日本人向き――ハイエクより早く赤裸々に」を話す時が来た!! 

今、この文章を読んでくださっている方々で、3月3日の講演会にお越し下さり、私のつたない1時間15分ほどの講演を聴いてくださった方々に、心より厚く御礼を申し上げます。

ありがとうございました!!よくぞ、お越し下さいました!! 私の講演をお聴き下さいました!!

「東京アイン・ランド読者会」のメンバーの方々は、随分と、来てくださっていた。

2011年3月11日以後のショックのために、アトピー症状で顔がボコボコになっていた私に、御親切に「トルマリン・スーパージェル」なるものをお送りくださり、強烈な肌荒れ状態だった私を助けて下さったS子さんも、来てくださっていた。ありがとうございました! S.Tさん!!その節には、いろいろお世話になりました!!

パワーポイントのスライドは40枚用意したけれども、1時間の持ち時間を15分もオーバーしても、20枚ぐらいにしか言及できなかった。

それでも、アイン・ランドのことを、300人以上の方々の前で話すことができたのは、ほんとうに嬉しいことでした!

広い会場で300人以上の方々の前で、私がこよなく愛するアイン・ランドについて講演できるんなんて、なんて私は幸せな人間なんだろう!!!

まあ、私の講演内容は、とっちらかっていて、言うべきことを言わず、言わなくてもいいことを口走るという状態ではあった。

それでも、そこそこ、みなさん笑って下さった。笑って下さったのではなく、嗤われたのかな?

2005年の夏に、当時勤務していた桃山学院大学文学部が、私が所属していた英語英米学科を廃科して、別の学科を新設するということを教授会で決めやがったので、大学辞めてやる!!こんなところ辞めてやる!!と、私は頭にきていた。

しかし、その前に人さまの御意見も聞いてみようかと、年下の友人に教えてもらって、私は生まれて初めて霊能者の方に、「どんなもんでしょう?辞めてもいいですよねえ?」と、相談した。

その顛末は、「ランド節」の[ 08/01/2005 ]号に書いた。未読の方は、お気が向いたら、読んでやってください。

そのとき、その霊能者の方は、私の未来像として、「300人ぐらいの老若男女入り混じった人たちの前で講演していますね〜〜」と、おっしゃった。

その未来像は、きっとあの3月3日の講演のことだったのだ!!

もしくは、まだまだ、300人ぐらいの方々の前で講演できる機会を、いっぱいいただけるのかな?ならば、嬉しいな。

いや〜〜緊張したけれども、気持ちがよかった!! 広い会場で、300人以上の方々の前で、話したいアイン・ランドのことを話すって、気持ちいいですね〜〜〜♪ 

私は、ゼミとかの少人数クラスは大嫌いで、大講義室の講義が大好きな人間だから、はっきり言って、もう味を占めちゃったよ・・・また、やりたいよ〜〜〜やらせて〜〜♪ やらせて〜〜♪

驚いたのは、講演後の休憩時間に、5,6人の方々が、まだ演壇にいた私のところにいらして、『水源』や『利己主義という気概』を手に持って、サインしてくださいとおっしゃったことだ。

その中には、Facebook友だちの方々もいらした。ありがとうございました!

Facebook友だちの女性の御主人という方も来てくださった。ありがとうございました!

名古屋からいらして下さった方もおられた。「あなた、オーストリア経済学と言うつもりで、オーストラリア経済学で言ったよ〜〜」と、私のアホミスを指摘して下さった。ありがとうございました!

うわあ・・・感激。

サインして下さいなんて・・・有名人みたい・・・セレブみたい・・・

副島隆彦氏のお仲間でもある「日本技術士会」のリバータリアン森田裕之氏も来てくださっていた。森田さん、ありがとうございました!

私は、「アイン・ランド『水源』にみる中産階級の精神と現代建築」という題目の講演を、 2007年1月に「日本技術士会1月 技術士CPD中央講座(第70回)」で、させていただいたことがある。場所は、「虎ノ門パストラル」というホテルだった。随分と昔のような気がする・・・

このときに私の講演を聴いて下さった東大出のエリート美人女医(研究医)さんが、3月3日にも来てくださっていた。私の講演DVDを購入して下さった。私は、そのパッケージに下手な字でサインをした。ありがとうございました!

「日本技術士会」での、この講演については、「ランド節」の[01/29/2007] 号に書いたことがある。お気が向いたら、読んでやってください。

ところで、署名して下さいとお願いされると、私は非常に恥ずかしい。なんとなれば、私は悪筆で、中学生みたいな字しか書けない。ならば、ペン習字とか書道でもやればいいものを、あ〜た、私がそんな殊勝なことをするわけないでしょーが。

かのWalt Disney(1901−1966)は、学校に通えずに、倉庫で働いていた貧しき少年時代に何をしていたか?昼休みの休憩時間に、彼がひたすらもっぱらしていたことは、サインの練習だった。署名の練習だった。何度も何度も、自分の名前を署名する日に備えて、自分の名前を書いていた。未来を夢見ながら。

300×234

やっぱり、出世する人間は違いますわ・・・

もっと驚いたことは、私の講演終了後に会場から出てきた方々が、すぐに販売コーナー(副島隆彦氏の著作や講演DVDや、副島氏のお弟子さんの著作や翻訳本などを販売するわけです)にかけ寄り、アイン・ランドの『水源』や『肩をすくめるアトラス』や『利己主義という気概』を購入してくださったということを、後で知らされたときだった。

(すみません。『われら、生きるもの』(脇坂あゆみ訳、ビジネス社)を、「副島隆彦を囲む会」事務所が仕入れていなかったので、アイン・ランドのもっとも最近出版された翻訳本は販売されなかった。事務所の仕入れのことまで、私が言うわけにはいきません。なんで、ビジネス社は事務所に依頼しないのだろうね?本気で売る気あるんかしらね?副島氏の本を出版しているくせに、「副島隆彦の学問道場」を定期的にチェックすることもないのかしらね?)

なんと、多くの方々が、あの辞書のように分厚い高価な本を買ってくださったのだ。『水源』と『肩をすくめるアトラス』の両方を買えば、10,000円を超過しまっせ・・・・1万円札が飛びまっせ・・・いいのだろうか・・・

あの講演会入場料は6,000円である。そこに10,000円以上が加わる・・・きちんと読んでくだされば、後悔はしない。それは確実。しかし、高いよな・・・

さすが、副島隆彦氏の読者の方である。思いっきりがいい。経済力もおありなんだろうなあ・・・

「アイン・ランドを初めて読んだとき、私は47歳でした。アイン・ランドの小説を読んで、私の全細胞が活性化されたんです!!」と、私は事実を大声で強調した。

きっと、このさい、手っ取り早く全細胞が活性化されたい中高年の方々が購入して下さったのであろうか。

この際だから、仕入れてしまったアイン・ランド本を売り切りたい「副島隆彦を囲む会」事務局の方は、間違えて「著者サイン会」と書いた紙を、拙訳本が積まれている台に貼り付けてしまった。違うって。「訳者」だって。

おかげで、私は、またも自分の悪筆に冷や汗を書きながら、サインをするはめになった。すっごく恥ずかしかったぞ・・・

でも、素晴らしい体験でした!!ご購入くださったみなさま、ありがとうございました!

前座で講演する機会を与えて下さった副島隆彦先生、ありがとうございました!

「副島隆彦を囲む会」事務局のみなさま、ありがとうございました! 

講演会のお手伝いをボランティアでしていらした副島隆彦先生のお弟子さんや愛読者の方々、ありがとうございました!

実は、その日は、「東京アイン・ランド読者会」の主宰者の佐々木一郎氏も、講演会会場のロビーの片隅に、販売コーナーを設けておられた。

2012年3月に福島県裏磐梯での私の講演DVDや、Atlas Shrugged Part 1のDVDや、つい最近リリースされたばかりにAtlas Shrugged Part 2のDVDを売るために。

佐々木さんは、ちゃんと「副島隆彦を囲む会」事務局に「ショバ代」を収めたそうである。格安の10,000円!さすが、「副島隆彦を囲む会)事務局は良心的である。

なにしろ、佐々木一郎さんは、去年の私の講演DVDを、無謀にも何百枚と作っちゃったんである。

でも売れたのは、3月3日までに50枚ちょっとだ。そのうち、10枚は、私が買ったんだよ。それでも、40人の方が購入して下さったんである。すごいことだ。

一応、50枚売れれば、製作費は出る。でも、純利益つーのは出ない。私としては、佐々木一郎さんの在庫を減らして差し上げたい!心から、減らして差し上げたい!!

が、そんなもん売れるかいな・・・と私は内心は思っていた。

4,500円もするDVDなんだから・・・

そりゃ、講演の中身は4,500円分ぐらいのことは言っている。私自身が視聴しても、「勉強になるなあ〜〜このオバサンの話・・・」と思うぐらいだ。いや、ほんと。でも、中身がいいからといって、売れるもんじゃない。

ところが!なんと、私の講演終了後に、佐々木さんの販売コーナーに人が押し寄せ(?)、2012年3月の私の講演DVDは、「25枚」も売れたそうだ。

Atlas Shrugged Part 1のDVDも、Atlas Shrugged Part 2のDVDも売れたそうだ。

私の講演を聴きに来てくださっていた「東京アイン・ランド読者会」のメンバーの女性おふたりが、佐々木さんの販売業務のお手伝いをして下さった。どちらも美人である。よかった、よかった。K.Mさん、ありがとうございました!T.Nさん、ありがとうございました!

販売のお姉さんは、綺麗なほうがいいですがな。

だって、「副島隆彦を囲む会」事務局の女性たちは、なにゆえか美人ぞろいだからね。「東京アイン・ランド読者会」も美人でないとバランスがとれないでしょう。ははは。

「25枚」なんて少ない??あ〜た、無名のオバハンの講演DVDでっせ!よく買ってくださったものだ!!25枚って、すごい数字だよ!!

ああ〜〜早く、3月3日の「副島隆彦を囲む会」主催定例公演会のDVDが完成して、販売されないかなあ〜〜

私は、自分の講演のあと、脱力してしまって、副島隆彦氏の講演はろくに拝聴できなかった。そのあとの、副島隆彦氏と中田安彦氏の対談も聴くことができなかった。聴きたかったよ〜〜♪

実は、自分の講演のあいだ、舞い上がっていたから、何をしゃべったか、自分でもよくわかっていない。だから、自分の講演内容もチェックしたい。

2011年の福山市立大学の公開講座での講演は、今でもUSTREAMで視聴できるけれども、その頃より、進化しているはずだ!言語不明瞭に早口になりやすい癖は、少しは治っているだろうか。

もう今更、自分の講演姿にショックを受ける段階は過ぎているのよん。最初に、動画の中の自分を見たときは、「なんという・・・変なオバハンであろうか・・・」と呆れたけれどもね。

しかし、まだまだ商品にはなれないなあ・・・このオバハンの話は・・・

ともあれ、みなさま!3月3日の「副島隆彦を囲む会」主催定例公演会のDVDが、「副島隆彦の学問道場」のサイトで販売されましたら、ご興味がおありになりましたら、お買いあげください!その折には、この「ランド節」でも宣伝させていただきます!

はああ・・・講演だの、花粉症だの、痛い右脚だの、便秘だの、お尻の痛みだの・・・忙しい3月だったですよ・・・

はああ・・・普通の平凡な日々のありがたさよ・・・お白湯を飲みながら、深いため息をつく還暦の早春。

今年9月の「東京アイン・ランド読者会」では、『肩をすくめるアトラス』に関する講演をさせていただく予定です。お気が向いたら、その時にお会いいたしましょう!

ぶっちゃけて言えば、私は、この小説は好きではない。しかし、ものすごい小説だと思いますよ。そこんとこを、ぶちまけて、いろいろお話したいです。

順次、『水源』についての講演、『アイン・ランドの初期の作品』についての講演なども、させていただきたいと思っております。

はあ。もう私も60歳ですから。還暦ですから。もう、ドンドンやっちゃいます!